Analytics Backup by QA
主な特徴
1
過去のデータを簡単にチェック
例えば…2019年のゴールデンウィークどうだった?過去のデータに素早く対応

Googleスプレッドシートやデータポータル(ロッカー)などでユニバーサルアナリティクスのデータを取っておこうとしても、手動で手間をかけてまで3年前のデータを細かく保存していくことは困難です。

Analytics Backup by QAを使えば、ツールが24時間稼働し続けて1日ごとのデータを保存していくので、例えば2019年4/27から5/6のデータであってもQAビューワーを使って素早く確認することができます。3年前のゴールデンウィークのユーザーの動きがリアルにわかります。

2
データはすべて保存
オープン当初からのサイトの成長軌跡やメルマガやキャンペーンの結果をすべて保存

本当は忘れたくなかったデータがあっても、消えてしまっては二度と元に戻すことはできません。

Analytics Backup by QAを使えば、ユニバーサルアナリティクス導入が10年以上前であったとしてもそこから1日毎のデータを保存することが可能です。

3
サンプリング発生確率が極めて低い

Googleスプレッドシートなどで長期保存する場合、APIのサンプリング制限にひっかかってしまい、正しいデータを残しておくことが困難です。

Analytics Backup by QAは1日毎にデータをとるので、50万PVのサンプリング制限にひっかかることがほぼなく、正しいデータを保存しておけます。

取得するデータ/取得しないデータ

【取得するデータ】

下記の各レポート用のデータを取得します。各目標(イベント目標含む)の完了数や目標値も取得します。

  • ユーザーとデバイス
  • チャネル
  • 参照元/メディア
  • ランディングページ(2ページ目含む)
  • すべてのページ
  • コンバージョン概要
  • ECで売れたアイテムとカテゴリ(LP含む)
  • 年齢/性別、地域/参照元/メディア
  • サイト内検索キーワード(全期間の一覧)
【取得しないデータ】
  • マルチチャネル
  • イベント
  • 拡張eコマース
  • セグメント

製品仕様・注意点

閲覧するブラウザの限界やGoogleアナリティクスのAPI制限により、下記の注意点がございます。

※注意点が発生すると大きな問題がある方や解消方法をご存知の方はお問い合わせよりご連絡ください。

仕様・注意点 #01

データ量が多く1日ずつのデータを取得したとしてもサンプリングがかかる場合は、サンプリングされたデータを保存します。(画面上に「サンプリングあり」と表示されます。)

仕様・注意点 #02

期間内の表示で1万行を超えるデータはUI表示の安定動作保証の対象外となります。(UIよりCSVダウンロード推奨)

仕様・注意点 #03

1日3万行以上のデータ(ページ数や参照元が1日で3万以上など)はAPI制限および安定稼働保証のため保存しません。数が多い順に3万まで取得されるため、1日最大3万URL(※)まで取れる仕様となっております。

最大URL数については、ユニバーサルアナリティクスの「すべてのページ」レポートに表示される件数で確認することができます。一番アクセスが多い日のページ数をご確認ください。なおページ数が多く3万URLでは足りない場合、カスタマイズで対応できる場合もございます。詳しくはお問い合わせください。

※お客様のサイトのアクセス状況によっては3万URLより大きく下がり、下限で1万2千URL程度になることもあります。URLはパラメーター付きを含みます(フィルタでパラメーターを除外しているビューでは省かれます)。

仕様・注意点 #04

推奨サーバー(メモリが4GB以上)未満のサーバーをお使いの場合、API仕様上限の1日3万URLを取得するとメモリーエラーが発生するため、Analytics Backup by QAは自動的にサーバーのメモリを節約する安定モードで稼働します。
安定モード時に取得するURL数については下記の通りです。値を変更したい方はサーバーのPHPのmemory_limit値を上げてからバックアップを実行ください。

memory_limit値 1日の取得URL数(※)の目安
256M 以上 1000-3000
512M 以上 2000-5000
1000M 以上 3200-8000
2000M 以上 4000-10000
3500M 以上 10000-30000

※1日の取得URL数については、ユニバーサルアナリティクスの「すべてのページ」レポートに表示されるURL件数で確認することができます。一番アクセスが多い1日のデータをご確認ください。なお取得URL数はサイトのアクセス状況により変動します。確実性を重視される場合、下限値を目安に調整ください。ページ数が多く取得URL数では足りない場合、有償カスタマイズで対応できる場合もございます。詳しくはお問い合わせください。

仕様・注意点 #05

ユニバーサルアナリティクスでは指定したデータの保存期間に従い、ユーザー単位の情報(デバイスカテゴリ等)は削除されます。

▼データの保持 -グーグルアナリティクスヘルプ
https://support.google.com/analytics/answer/7667196?hl=ja

集客チャネルなどのデータは上記の保存期間を過ぎても取得できますが、保存期間を過ぎたユーザー系のディメンションや指標についてはAnalytics Backup by QA では(deleted)と表示されます。

仕様・注意点 #06

ディメンションを細かく指定するとGoogle Analytics APIからエラーではなく値が0として返ってきてしまう現象が発生します。
これは主に下記の理由で発生します。

  1. データの保持期間が過ぎ、既に削除されてしまったユーザー関連のディメンションの取得を試みる場合(ほとんどはこちら)
  2. 海外からの不正アクセスなどで、集客関連のソースやメディアなどの情報が存在しないディメンションの取得を試みる場合(特にアクセスが少ないサイトで発生しやすい)

この場合「Analytics Backup by QA」では、指定するディメンション数を二段階に減らしてデータ取得を試みます。
まず最初に、ユーザー関連のディメンションを削除して取得します。その時の各表データの状態はこのようになります。

第一段階の各表データの状態
アクセス数グラフ すべて取得します。
目標の概要 すべて取得します。
参照元/メディア ユーザー関連ディメンション以外、すべて取得します。
チャネル ユーザー関連ディメンション以外、すべて取得します。
性別/年齢 ユーザー関連のデータが存在していればすべて取得します。
地域(region) ユーザー関連ディメンション以外、すべて取得します。
ランディングページ ユーザー関連ディメンション以外、すべて取得します。
すべてのページ ユーザー関連ディメンション以外、すべて取得します。
削除されるユーザー関連ディメンション
  • ユーザータイプ
  • デバイスカテゴリ

それでもページ関連のデータなどは取得できない場合があり、その場合、下記3表が変更されます。
ただしこのケースは大抵海外からの不正アクセスのケースであり、大変レアケースで、地域のデータをみてもらうと「New York」など海外からのアクセスが表示されるので把握することができます。

第二段階の3表の変化
地域(region) 各地域のページビュー数、セッション数、ユーザー数、直帰数、平均セッション時間、目標達成数、トランザクション数、収益を保存します。
ランディングページ 各ランディングページURLと、二ページ目URLにおけるページビュー数、セッション数、ユーザー数、直帰数、平均セッション時間、目標達成数、トランザクション数、収益を保存します。
すべてのページ 各ページURLにおける、ページビュー数、セッション数、ユーザー数、直帰数、離脱数、平均セッション時間、閲覧開始数、ページの価値を保存します。